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壷中園 Blog

マンガとライトノベルの備忘録、壷中園(こちゅうのえん)。 基本は「誉め」。 2009年3月開設。 飽きるまで続けます。

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【漫画】メルヘン横丁

ミス・ポピーシードのメルヘン横丁 1 (1) (まんがタイムコミックス)ミス・ポピーシードのメルヘン横丁 1 (1) (まんがタイムコミックス)
(2007/08/07)
山本 ルンルン

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あらすじ


「アパートの雑務を引き受けるかわりに、家賃をタダにする」
そんな破格の条件につられて、マーガレットはメルヘン横丁にやってきた。
だが、アパートの住人は一癖も二癖もある連中ばかり。
なかでも大家のポピーシードは……本物の魔女?

感想


以前のエントリーに続いて、また山本ルンルン作品です。
【以前のエントリー(宇宙の白鳥)】

小学生新聞から一般4コマ雑誌に掲載場所を移し、
対象読者が小学生ではなくなっているので
かなりブラックユーモアが強調されていて面白いです。
ちょっとした弾みでアパートの住民を
焼却炉に入れて焼き殺してしまった
と思い込んで苦悩する展開とか、
朝日小学生新聞では絶対にお目にかかれません。

また、同作家の代表作であるマシュマロ通信と
同じ世界観を共有しているのもファンの心をくすぐります。

マシュマロ通信(タイムス) (9)マシュマロ通信(タイムス) (9)
(2005/05)
山本 ルンルン

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(マシュマロ通信)
(切実に! 永遠に! 10巻の発売を待っております!)

キュートな絵柄とブラックユーモア。
それでいて、ちょっぴりホロリとくる一冊です。

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  1. 2009/04/19(日) 00:00:00|
  2. 漫画
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【漫画】とろける鉄工所(2)

とろける鉄工所 2 (2) (イブニングKC)とろける鉄工所 2 (2) (イブニングKC)
(2009/03/23)
野村 宗弘

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前エントリーに引き続いて、とろ鉄。
(更新の間隔が開きましたが、壷中園blogは何事もなく再開します)

あらすじ


続「(株)のろ鉄工」に勤める人々の悲喜こもごも。

非モテ代表・吉川くんの嫉妬とトキメキに満ちた北海道社員旅行編。


感想


あれ? お嬢様のお言葉は??

前巻最大の釣り針であるところの
担当「お嬢様」編集K添氏による独特の欄外コメントが
きれいさっぱりなくなっている!!!!
不評だったのだろうか……。
ともかく、そのおかげでストレスフリー前巻比130%。
ノイズが混ざらないので読みやすいです。
それでも「お嬢様コメントが欲しい!」
という奇特なファン(と私)への配慮として
余白ページに「紙ブログ」なるK添氏の日記も掲載してありました。
でしゃばりでウザいですね。

それはさておき。
前エントリーではK添氏のことしか書かなかったので、
今回は作品の主たる魅力であるところの女性キャラを記します。
男ばかりの登場人物の中に、わずか2名の女性キャラ。
北さんの奥さん。そして小島班長の娘・さと子ちゃん
これがもう、とんでもなく可愛い。
その可愛さは、ちょっとただごとではないレベル

高校生のさと子ちゃんはまだ良いとして、
人妻に対して「可愛い」という表現もどうかと思いますが、
可愛いんだからしょうがない!
これおそらく、作者の身近にモデルいるんですよ、きっと。
ちくしょー!!!!
羨ましい限りです。

003.jpg
(爆弾発言の図)

「萌え」とは違う女性の可愛さ。
とろけて、にやける一冊です。

  1. 2009/04/14(火) 00:00:00|
  2. 漫画
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【漫画】とろける鉄工所(1)

とろける鉄工所 1 (1) (イブニングKC)とろける鉄工所 1 (1) (イブニングKC)
(2008/11/21)
野村 宗弘

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あらすじ


「(株)のろ鉄工」に勤める人々の悲喜こもごも。

元溶接工の立場から、愛と矜持に満ちたまなざしを注ぐ。


感想


この担当編集者、左遷されねぇかなー。

こいつ挫折すればいいのに!
などと、他人の不幸を(切実に)願うことになったのは、
作品に仕掛けられた巨大な釣り針のせいです。
釣り針。
それは担当「お嬢様」編集ことK添氏の独り言。
世間ズレしたセレブ自慢が(本編との関連なく)ほぼ全ページに記されます。
しかも各ページ2行づつ! 
多っ! 嫌でも視界に入る!

その勝ち組自慢ぶりは、作品の世知辛い雰囲気と乖離しており、
読者の共感できる要素などありません。むしろ怒りを誘います。
私など、率直に言って軽く殺意を抱きました。
ネット上の書評をざっと検索しても、アンチK添の声は高らかです。

しかし。
しかしですね。
こと、本作に関しては、怒るのが正解だと思います。
なぜなら、K添氏のコメントは「挑発」だから。
作品を愛させる為に仕掛けた、K添氏なりの戦略です。
具体的には、
「ふん、ホワイトカラーの考えてるこたぁ分からん!」
という憤りが、読者と作中人物の目線を同じにします。
そして、彼らと立場を共にする読者は、たとえ負け組だとしても、
自分たちも彼らと同様に温かい人間だと思える仕組みです。
そこに、日陰者礼賛マンガならではの醍醐味が光ります。

したがって。
誤解を恐れずに言えば、このマンガは
「K添氏に反感を覚える者」こそが読者対象となります。
要するに、私などドンピシャ。
欄外コメントにルサンチマンを刺激されることで、
かえって作品への愛着は深まるのです。

ならばこそ、私は改めて声高に主張したい。

K添氏、超うぜえ!!!!

鉄を溶かす男を、妻が愛情でとろけさす。
特大の釣り針がギラリと光る一冊でクマーーーーー!

  1. 2009/04/07(火) 00:00:00|
  2. 漫画
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【漫画】はるみねーしょん(一)

はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)
(2009/02/26)
大沖

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\まじで/

あらすじ


なんか、宇宙から留学生が飛んで来た。

\やべえ/

感想


カバー下、本体表紙のがっかり感が尋常でない件。

カバーをめくると、そこには。
古今類を見ないほどがっかりするトラップが設けられていました。
その真相は購入して確かめてもらうとして。

それにしても。
主要キャラ3人の名前が
「細野」
「高橋」
「坂本」
ってどーなん?

X∞増殖(マルティプライズ)X∞増殖(マルティプライズ)
(1998/01/15)
イエロー・マジック・オーケストラ

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(YMO)

「地に足のつかない」浮遊系4コマ。
なんだか \やべえ/一冊です。
  1. 2009/04/06(月) 00:00:00|
  2. 漫画
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【漫画】ちはやふる(四)

ちはやふる 4 (Be・Loveコミックス) (Be・Loveコミックス)ちはやふる 4 (Be・Loveコミックス) (Be・Loveコミックス)
(2009/03/13)
末次 由紀

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いつ頃からか、書店で平積みされているのをよく見るようになりました。

あらすじ


競技かるた東京代表決定戦を制し、
全国大会の切符を手にした瑞沢高校かるた部。
下した者たちの涙と想いを引き連れながら、
彼らは競技かるたの聖地、近江神宮へ至る。

夢にまでみた近江神宮を見上げ、必勝を祈るちはや。
そのとき、王者の風格を思わせる黒髪の少女が
ちはやの横をすり抜けていった――。

一方、競技かるたの一線から退いていた新は
ちはやの躍進を知り近江神社へと足を運ぶ。

憧れの地で、引き寄せられるように再び出会うちはやと新。
そして現在と未来のクイーンもまた、ここで引き合う。
畳の上で語られる、真剣勝負の第四巻。

感想


ついに現クイーンが登場し、物語がどんどん加速してきました。
新も近江神社入りし、役者が揃った!というところでしょうか。

ところで、この作品について気付いたことをひとつ。
この作品には、ほとんど「ラブ」がありません。
新、太一という恋愛漫画の主役級美男子がおり、
ヒロインちはや自身も相当な美少女であるからして、
ドキドキ・どろどろの恋愛漫画になっておかしくない。
にも関らず、ラブがない。皆無とは言わずとも、少なくはある。

ちはやも、新も、その視線はまずかるたを見つめています。
愛を、その対象とそれ以外の全てとで、
どれだけ対象だけを贔屓できるかと定義するなら、
この作品に登場する誰もが、かるたを至上として愛しています。

これは、なぜか。
それはおそらく、「恋愛感情」以上に「かるたへの愛」を描くことを優先した結果です。
作者に、それが作品の面白さに直結するという判断があったのではないでしょうか。
そのために、あえて恋愛パートを削ってまで、彼らに全力でかるたを愛させています。ちはやのキャラ造形に恋愛感情が欠けているのも、計算されたものかもしれません。
正確な意図は分かりませんが、総じて未知の題材を啓蒙する狙いがある筈です。

そしてそれは、脇役男子のふたりによって裏付けられます。
にくまん君と駒野君。
恋愛至上の少女漫画にあって、第一線にあがりえない冴えないキャラ。
そんな彼らが時として主役級の扱いをうけ、事実、主役顔負けの活躍をする。
しかしそれも、この作品においては自然なことと言えます。
なぜなら、彼らもまた「かるた愛」に溢れた人間だからです。
かるたを強く愛する限り、ヒロインもイケメンもブサメンも平等なのです。
私はこうした作者の態度に、慎重かつ大胆な取捨選択のあとを感じます。
さらに喜ばしいことに、その計算は大変成功しているように思えます。

畳に刻む。音と、約束。
続刊が待ち遠しい一冊です。
  1. 2009/03/28(土) 00:00:00|
  2. 漫画
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