壷中園 Blog

マンガとライトノベルの備忘録、壷中園(こちゅうのえん)。 基本は「誉め」。 2009年3月開設。 飽きるまで続けます。

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【ラノベ】されど罪人は竜と踊る4~Soul Bet's Gamblers~

されど罪人は竜と踊る 4 (ガガガ文庫)されど罪人は竜と踊る 4 (ガガガ文庫)
(2008/10/18)
浅井 ラボ

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ラルゴンキン&ヤークトーのおじさまチームに乾杯。

あらすじ


恐るべき<古き巨人>の本隊襲来。
モルディーン十二翼将の武力介入。
大投資家ダリオネートの滅亡への執念。
「勇者」の自覚を取り戻しつつあるウォルロット。

そしてジヴーニャはウォルロットを選び、去った。
恋人を奪われ失意に暮れるガユス。
しかし、加熱をやめないエリダナの街は
恋に敗れた攻性咒式士を否応なく当事者に駆り立てる。

最強の勇者にして最大の恋敵に背中を任せ、奔走するガユス。
すべては恋人を、ジヴーニャは取り戻すため……。

感想

覚醒キュラソー(ふんどし)に惚れた。

ともかく見所満載。
まず、えげつなさは超一級品。
ちょっと正気を疑うほどのグロい展開を繰りひろげる
対ゲヒンナム・ム戦の鬼畜さは、これぞ浅井先生という感じです。
(でも無印のアナピヤ編はもっと酷かった記憶も……)
キーワードは「触手」「強制妊娠」「堕胎」。
どんな鬼畜エロゲだよ……。

翼将最下位にして皇国一の苦労人キュラソータソ(くのいち)も
お尻まるだしで超かわいい。スーツ美人→半裸とか実にGJ。

そしてそして、4巻最大の萌えシーンは……まさに、不覚!
なぜかラルゴンキン事務所のおっさんツートップでした。
ダンディなラルゴンキンと、渋いおじいちゃんヤークトー。
彼らの息のあったやりとりに腐女子とか鼻血出すんじゃね?
という我ながら意味不明な感想を抱きました。
結局、謎のままのラルゴンキン超威力咒式ですが、
これに対する演出がまた見事。
<古き巨人>が怯える。
ただそれだけで、いかに規格外な咒式だったかが伝わります。

おまけに。
あの「ツン」の化身ギギナが、瀕死のガユスにむかって
「後衛がいないと困る」的なセリフを吐く「デレ」シーンは
され竜の歴史に残るショッキングな描写でした。

新生「され竜」が到達した新しい回答。
勇者の決断に心震える一冊です。

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  1. 2009/04/28(火) 00:00:00|
  2. ガガガ文庫
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【ラノベ】されど罪人は竜と踊る3~Silverdawn Goldendusk~

されど罪人は竜と踊る 3~Silverdawn Goldendusk~ (ガガガ文庫)されど罪人は竜と踊る 3~Silverdawn Goldendusk~ (ガガガ文庫)
(2008/09/19)
浅井 ラボ

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あらすじ


虐殺者ウォルロット。
かつて北方の小国家ピエゾの「勇者」だった彼は、
覚せい剤シャハーツの虜、国家を追われた逃亡者になりさがった。
彼は古い友人から持ちかけられた儲け話にしたがって、
ある「指輪」を求めてエリダナの街を彷徨う。

しかし、その指輪がガユスの恋人・ジヴーニャに託されたことから
ガユス、ギギナを巻き込んでエリダナの街は沸騰を始める。

「勇者」と「古き巨人」の規格外な争いと、
ジヴーニャの「ある選択」を描く新作長編。
新生「され竜」完全書き下ろし、満を持して登場。

感想


完全新作キターーー!!!!

感想は保留させてください!
詳しくは下巻のエントリーを立ててから書きます。

ライトノベルにしてはチョットお高い値段設定。
しかし、その価値のある素晴らしい一冊です。
  1. 2009/04/27(月) 00:00:00|
  2. ガガガ文庫
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【ラノベ】されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)
(2008/06/19)
浅井 ラボ

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相変わらず、正ヒロインは椅子。

あらすじ


アシュレイ・ブフ&ソレル咒式事務所に
また厄介な仕事の依頼が舞い込んだ。
<禍つ式>と呼ばれる災害のごとき怪物の駆除と、
反政府組織に誘拐された重要人物の身柄奪還。
商売敵のラルゴンキン咒式事務所としぶしぶ共闘しながら、
ガユスとギギナは今回も割に合わない過酷な事件に挑む。

感想


やっぱり敵が強い!

<大禍つ式>との戦闘の絶望感は、
ちょっと筆舌に尽くしがたいものがあります。
無印のときもアムプーラ・ヤナンガラン戦は
かなりドキドキしたことを覚えていますが、
新装版でも圧倒的な戦力差に背筋が凍ります。

また、対レメディウス編と言えば
紙面のほとんどを「ある言葉」で埋め尽くすという
印象的な演出で記憶に残っていましたが、
それはこの新装版でも健在でした。
やっぱりそのページで「おおっ!」となって、不覚。

天才数法咒式士の悲嘆と憎悪。
謎の「家具人間」も登場するアホ成分含有の一冊です。

  1. 2009/04/25(土) 00:00:00|
  2. ガガガ文庫
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【ラノベ】されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~

されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)
(2008/05/21)
浅井 ラボ

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史上類を見ないジャンル、『椅子がヒロイン』。

あらすじ


咒式(じゅしき)。
それは「作用量子定数h」を操作し、
局所的に物理法則を変異させる方程式。
まるで魔法のような物理科学の粋を操り、
武力として活かす者を攻性咒式士と呼ぶ。

エリダナの街で民間の咒式事務所を営むガユスとギギナも
そんな攻性咒式士の実力者に名を連ねている。
天文学的確立で不幸を引き当てる不運の持ち主ガユス。
無慈悲な戦闘狂にして美神のごとき美しさのギギナ。
彼らは人類に到達し得る最上位の戦力と認められているが、
万年経営難である事務所の運営だけは上手くいかない。
赤字続きの事務所を救うため、そしてガユスの不運のため
良くて瀕死、高確率で絶命というアブナイ仕事に今日も精を出す。

感想


敵が強すぎる。

無印(スニーカー)版の記憶がごっそり消えていたので
ほとんど完全新作として楽しむことに成功しました。
ガユスとギギナが昔より仲良くなっているような気が
しないでもないような……? それくらいの差です。

それにしても、敵が強すぎます!!
これは無印版でも思っていましたが、改めて痛感。
ガユスもギギナもすんごく強いんだけど、
出てくる敵がもうことごとく強いのなんのって。

ガユス、ギギナはドラクエで言うところの「レベル99」。
到達者階級なのでカンストしております。
対する翼将や竜は「レベル100」なんですね。
わずか1。されど1。
あるはずのない、限界の向こう側、ということ。
そのたった1の差には、絶望するほどの隔たりがあります。
それをいかに二人で埋めるか。
しかも、あくまでも理詰めで、説得力のある方法で。
果たして……それが埋まるのですから面白いわけです。

神速の戦闘シーンにゾクゾクする。
暗黒ライトノベルの真髄極まる一冊です。

  1. 2009/04/24(金) 00:00:00|
  2. ガガガ文庫
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【ラノベ】とある飛空士への追憶

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫)とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫)
(2008/02/20)
犬村 小六

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かつて書評ブログ界隈をにぎわせた話題作。
いまさらながら読んでみました。

あらすじ


帝政天ツ上の大陸に食い込んだ、レヴァーム皇国の植民地。
そこで両国の混血児として生を受けたシャルルは
理不尽な差別を被りながら、社会の最底辺でたくましく育つ。

やがて腕利きの傭兵飛空士となった彼のもとに、
レヴァーム皇国ドミンゴ大佐から、ある密命がくだる。

「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」

「光芒五里に及ぶ」とも言われる次代の皇姫・ファナ。
彼女をちいさな複座式水上偵察機のうしろに乗せ、
はるかな大海を隔てたレヴァームの本国へ送り届ける。
それが前代未聞にして至極単純な作戦の全容だ。

ふたりを乗せて偵察機サンタクルスは飛びたつ。
それを許さぬ天ツ上の圧倒的な空域包囲網。
さまざまな思惑をあとに残し、シャルルはただ前だけへ飛ぶ。

感想


多くは語りません。
本書を適切に褒める言葉がないのが悔しいです。
ただ、これはライトノベルが好きだと言う人は
読んでおいたほうがいい作品だと思います。

一般書籍の棚に並ぶこともあるという本書は、
一見するとライトノベルよりは文芸寄りな印象を持つかもしれません。
しかし、ライトノベルならではのサービスは潤沢に用意されています。
特定のヒロインとの身体的接触をふくむ交流。
未成年にとって手応えが確かな恋愛感情。
そのうえで、ライトノベル「らしくなさ」と「らしさ」が
侵食しあわずに両立しています。

手に取る前の評判にまったく負けない、それ以上の読後感。
話題になるのもうなずける一冊です。

  1. 2009/03/24(火) 00:00:00|
  2. ガガガ文庫
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